こんにちは、Takymです。
今回は、画面に文字列を表示する方法を覚えましょう!
今回はまだ、IDEを使いません。
ソースコードを読んでみよう
まずは、以下のテキストを見てください。
public class Program
{
public static void Main()
{
System.Console.WriteLine("Hello, World!!");
}
}
上記のようなテキストの事をソースコードといいます。
ソースコードを少しずつ読んでいきましょう。
1行目は、クラス宣言といい、プログラムの要素みたいな物を宣言しています。
2行目の「{」から、7行目の「}」までがクラスの範囲です。
とりあえず、今はおまじないだと思っていてください。
3行目では、Main関数を宣言しています。
プログラムは通常、Main関数から始まります。
これも、おまじないだと思っていてください。
4行目の「{」から6行目の「}」までの中にプログラム本体を記述します。
5行目の「System.Console.WriteLine(“Hello, World!!”);」は、「画面に”Hello, World!!”と表示せよ」という命令です。
このプログラムを「Hello, World!!」プログラムといいます。
因みに、命令の最後には必ずセミコロン(;)を付けます。
どんなプログラマでも最初はこのプログラムで勉強します。
「Hello, World!!」プログラムとは:Hello worldプログラムの一覧 – Wikipedia
コンパイルしてみよう。
上記のプログラムをメモ帳に張り付けて、「Program.cs」と名付けてデスクトップに保存してください。
メモ帳は、スタートメニューの中の「Windows アクセサリ」内にある筈です。
または、Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開いて、「notepad.exe」と入力してください。
そしたら、コマンドプロンプトを開いてください。
コマンドプロンプトは、スタートメニューの中の「Windows システムツール」内から開けます。
無い場合は、Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開いて、「cmd.exe」と入力してください。
そしたら、コマンドプロンプトに以下の様に入力してください。
> cd %UserProfile%\Desktop > "C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\csc.exe" Program.cs
※>は、入力しません。
上記のコマンドを実行したら、「Program.exe」がデスクトップに作成される筈です。
次に、コマンドプロンプト上に「Program」と入力します。
>Program Hello, World!!
※「.exe」の部分は省略できます。
上記の様になったら成功です。
今の作業を順を追って説明します。
まず、「cd %UserProfile%\Desktop」というのはコマンドといい、現在の作業ディレクトリを変更するコマンドです。
コマンドの説明はここでは割愛します。
「C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\csc.exe」というものはC#のコンパイラで、コンパイラというのは、ソースコードを機械語というコンピューターが実行できる形式に変換するソフトです。
今回は、「Program.cs」を「Program.exe」に変換しました。
プログラムを書き換えてみよう
System.Console.WriteLine("Hello, World!!");
上記の、「Hello, World!!」を別の文字列に変えてみてください。
文字列は、必ずダブルクオーテーション(“)で囲ってください。
そしたら、コマンドプロンプト上で、
> "C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\csc.exe" Program.cs
と実行してください。
そしたら、以下の様にProgram.exeを実行します。
> Program
もし、変更後の文字列が表示されたら成功です。
今回は、以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
次はタイムトラベルについて教えてください。
いいねいいね