こんにちは、Takymです。
今回は、part0でインストールしたVS2017の使い方を説明したいと思います。
プロジェクト作成
今回はプロジェクトを作成しますが、プロジェクトと言うのは一つのアプリケーションのソースコードのまとまりを表しています。
それでは、早速作成をします。
まずは、VS2017を起動します。
そしたら、右下の「新しいプロジェクトの作成…」という所をクリックします。
クリックしたら、以下の様なウィンドウが現れます。
次に、左側の「インストール済み」を選択して、「テンプレート」→「Visual C#」→「Windows クラシック デスクトップ」の順番にクリックしてください。
そしたら、真ん中から「コンソール アプリ (.NET Framework)」を選択してください。
ウィンドウの上側の「.NET Framework ***」の部分が「.NET Framework 4.7」でなければ、「.NET Framework 4.7」に変えてください。
僕の環境だと上記の画像の様に表示されていますが、もしかしたら少し違うかもしれません。
「コンソール アプリ (.NET Framework)」が見つかれば大丈夫です。
名前には、プロジェクト名を設定します。ここでは、「part2」と入力してください。
場所はプロジェクトを保存するディレクトリです。任意の場所に保存してください。
ソリューション名には、「CSharpStudy」と入力しておいてください。
ソリューションはプロジェクトの集まりです。今は気にしなくても大丈夫です。
設定が終わったら「OK」ボタンを押してプロジェクトを作成してください。
作成されたら以下の様に表示されます。
もし正しくプロジェクトを作成できなかったら手順を最初からやり直してください。
「Hello, World!!」プログラムを実行してみる。
プロジェクトを作成した後に表示されているファイルを以下の様に書き換えてください。
// おまじない開始
using System;
namespace part2
{
class Program
{
// おまじない終了
// Main関数
static void Main(string[] args)
{
// 文字列表示
Console.WriteLine("Hello, World!!");
// 何かキーが押されるまで待機
Console.ReadKey(true);
}
// おまじない開始
}
}
// おまじない終了
前回のプログラムを少し変えてみました。
まず、1行目の「// おまじない開始」という部分ですが、これはコメントと言います。
スラッシュ二つ「//」で始まっていて、行末までがコメントになります。
コメントにした部分はプログラムには関係なくなります。
次に、2行目～8行目まではおまじないだと思って忘れてください。また、いつか説明します。
11行目が何かはわかりますよね？Main関数です。アプリケーションが起動して最初に実行される所です。
前回と違う所は、括弧内の「string[] args」の部分ですね。
これは、コマンドライン引数を取得する為の物ですが、今は難しいので省略しておきます。
因みに、今回のプログラムではコマンドライン引数を取得しないので、この記述はなくても構いません。
14行目の「Console.WriteLine(“Hello, World!!”);」は不思議ですね。「System」が付いていません。
何故、付いていないのかと言うと、2行目で「using System;」と記述したからです。
「using System;」と記述すれば、以降命令に付いている「System」を省略できるようになります。
因みに、「using System.Console;」とは書くことはできません。これについても今は難しいのでまた今度説明します。
17行目の「Console.ReadKey(true);」は何かキーが入力されるまで待機する命令です。
デバッグ
それでは、このプログラムを実行しましょう。
上の方にある「開始」ボタンをクリックしてください。
すると、コンソールウィンドウが立ち上がって、以下の様に表示されます。
コマンドプロンプトのようなウィンドウの事をコンソールウィンドウと言います。
Hello, World!!
そしたら、何かキーを押してみてください。
すると、コンソールウィンドウが閉じる筈です。
最後に
今回も最後まで読んでくださってありがとうございました
分からない事、間違いの指摘等はこの記事のコメント欄にお願いします。
また次回も読んでくださると嬉しいです。
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