こんにちは、Takymです。
これは自作OS Advent Calendar 2018の25日目の記事です。
(この記事は元々Advent Calendar用の記事でしたが、別の記事を書くことになりましたので、この記事は今公開しておきます。削除するのは勿体無いので)
今回はオペレーティングシステム (英:Operating System)がソフトウェア (英:Software)かファームウェア (英:Firmware)かを考えます。
当たり前ですが、OSはハードウェア (英:Hardware)ではないですね。
オペレーティングシステムとは?
知らない人はいないと思うので、ざっくり説明します。OSはコンピュータ(ハードウェア)にインストールされている、PC起動時に(実際はBIOSかUEFI)呼び出され、PC全体を管理するソフトウェアです。
ファームウェアとは何かを考える
上記ではOSをソフトウェアと説明しましたが、ソフトウェア以外にもファームウェアと呼ばれる物があり、ファームウェアはハードウェアとソフトウェアの中間に存在し、ハードウェアの動作を制御しています。
OSはハードウェアを制御していますが、ではOSはファームウェアでしょうか?
BIOSやUEFIはファームウェアです。ハードウェアを制御し、APIをOSに提供しています。
ではOSはBIOSやUEFIの上で動作しているので、ソフトウェアでしょうか?
OSのしている事は?
OSは一体何をしているでしょう?設計にもよりますが、ハードウェアの制御、メモリ管理、タスク管理、ファイルシステム、ウィンドウシステム、シェル機能等があります。
ハードウェアを直接制御している部分もあれば、ハードウェアとは関係ない高度なアプリケーションも含まれます。
という事はOSは一体ソフトウェアとファームウェアとでどっちなのでしょう?
ファームウェアとしての機能もありますし、ソフトウェアとしての機能もあります。
という事は、OSはファームウェアでもありソフトウェアであるという事です。
というわけで、ファームウェアはソフトウェアの一種、または、OSはソフトウェアとハードウェアの中間体です。
後書き
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最後まで読んでくださってありがとうございました。