C# プログラミング入門講座 part6 条件分岐

こんにちは、Takymです。
今回は、if文を使ったプログラムを勉強していきましょう。

条件分岐とは?

条件分岐というのは、ある一定の条件によって処理を変える事です。
例えば、ユーザーが入力した文字列が○○だった場合は、□□の処理をする等です。
C#では以下のサンプルの様に条件分岐にはif文を使用します。

// おまじない開始
using System;
namespace part6
{
class Program
{
// おまじない終了
// Main関数
static void Main(string[] args)
{
Console.Write("abcと入力してください:");
// 画面から文字列入力
string input = Console.ReadLine();
if (input == "abc") { // abcと入力された場合
Console.WriteLine("ありがとうございます!");
} else { // それ以外
// とりあえず何もしない。
}
// 何かキーが押されるまで待機
Console.ReadKey(true);
// 0~255までの範囲を使いたいからbyte型にしておく。
byte num = 0; // 0の所を好きな数字に変えて実験してみてください。
if (num == 0) { // numが0の時
Console.WriteLine("numは0です。");
} else if (0 < num && num <= 30) { // numが、0より大きくて30以下の時
Console.WriteLine("numは0より大きく30以下です。");
} else { // それ以外の時
Console.WriteLine("numは、" + num + "です。"); // 文字列は+で連結できる。
}
// ifの条件はbool値でもある。
bool aaa = true;
if (aaa) {
// aaaがtrueの時。
} else {
// aaaがfalseの時。
}
//条件の指定方法
// a == b : aとbが同じ時
// a != b : aとbが違う時
// a <= b : aがbより小さいか同じ時
// a >= b : aがbより大きいか同じ時
// a <  b : aがbより小さい時
// a >  b : aがbより大きい時
bool bbb = 1 == 1; // この場合、bbbは必ずtrueになる。
// &&と||と!の使い方
// 条件A && 条件B : 条件Aと条件Bが両方trueの時実行される。
// 条件A || 条件B : 条件Aと条件Bがどちらか片方trueの時実行される。
// !条件A         : 条件Aの値を反転させる。trueならfalse、falseならtrue
}
// おまじない開始
}
}
// おまじない終了

ソースコード内のコメントを見ればわかると思いますが、if文は以下の形式で使用する事ができます。

if (条件式) { 条件が成立した時のプログラム }

条件式はにbool値が入ります。値がtrueなら実行され、falseなら実行されないようになります。
46~52行目あたりの様に条件を指定します。(※’==’や’!=’等はbool値を返す特別な演算子です。)
また、条件がfalseになった場合は、else文を書いておけばそこが実行される様になります。

if (aaa) {
// aaaがtrueの時。
} else {
// aaaがfalseの時。
}

条件文は、&&や||で繋ぐ事ができます。
&&は両方の条件がtrueの時に実行されます。

bool a = true && true; // a = true
bool b = true && false; // b = false
bool c = false && true; // c = false
bool d = false && false; // d = false

||はどちらか一つの条件がtrueの時に実行されます。

bool a = true || true; // a = true
bool b = true || false; // b = true
bool c = false || true; // c = true
bool d = false || false; // d = false

また、条件の前に!を付けると、その結果が反転します。

bool a = !true; // a = true
bool b = !false; // b = false

(※’&&’と’||’と’!’は、bool値用の演算子です。)
今回、学習したif文を使用すれば、ユーザーが入力した文字列が何かとかを判定する事ができる様になります。

最後に

次回は、for文という繰り返し文を教えたいと思います!
今回も最後まで見てくださってありがとうございました。
分からない事・間違いの指摘等はこの記事のコメント欄にお願いします。
また次回もよろしくお願いします。

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